後払いとは?決済の仕組みや未回収補償・導入メリットと注意点

後払い決済は、商品購入後、もしくは商品発送とともに請求書を送付し、購入者が商品を受け取った後に、コンビニや郵便局で代金を支払う決済方法です。

コンビニ後払い

 

後払いの仕組みと人気の理由

後払いとはその名のとおり、「商品を受け取った後に、代金を支払う」決済方法です。

後払い,仕組み

 
  • 1 )購入者が後払いを選択して商品を購入する
  • 2 )決済代行会社経由で購入者の与信を行い、その結果をネットショップに通知する
  • 3 )商品を発送する(請求書は、商品と同梱する場合と、別送する場合の2パターンがあります)
  • 4 )決済代行会社が、手数料を差し引いた後に商品代金を立替で入金する
  • 5 )購入者は、コンビニや郵便局などで商品代金を支払う
  • 6 )コンビニや郵便局と決済代行会社は代金の精算を行う
 

後払いは人気上昇中の決済手段の一つ

総務省の調査書より、「インターネットで購入・取引する場合の決済方法」グラフを抜粋しました。下記のとおり、ここ3年間、コンビニでの支払いを選択する方が増加傾向にあります。その裏側の原因として「後払い決済」での利用増加が推測されています。

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出典:平成28年通信利用動向調査(世帯編)総務省

近年、「後払い決済」の利用が増加傾向にあるのには、いくつかの理由があります。そのうちの一つとして、サイバー犯罪の増加が挙げられます。ネットショッピングで最も使用される決済手段は依然として「クレジットカード決済」ですが、便利である一方で、近年不正利用の被害額は増加傾向にあるのも事実です。2018年6月に施行される「改正割賦販売法」をはじめ、セキュリティ保護の動きは強まっていますが、クレジットカード決済の安全性に不安を感じる消費者は少なくありません。

後払いはクレジットカードのような不正利用リスクがないだけでなく、商品の現物を確認してから支払を行えるなど、安心してネットショッピングが楽しめる決済手段として、幅広い年齢層に支持されています。

 

消費者が後払いを利用するメリット

それでは購入者にとって、後払いで支払うメリットは何でしょうか。

後払い決済の1番のメリットは、商品を確認してから支払いができることです。
ネットショッピングが普及したとはいえ、購入したのに商品が届かない、品質の悪い商品や不良品が届いた場合のクーリングオフができないなど、非対面の取引は、購入者にとっては不安の大きいものでもあります。後払いなら、商品が届いてから支払いをすれば良いため、安心してショッピングを楽しむことができるのです。
年齢や収入を問わず利用できます。
通販で最も利用されるクレジットカードを持っていたとしても、セキュリティの面からクレジットカード情報の入力をためらう人もいるでしょう。特に初めて購入するサイトで後払い決済ができれば、カード情報を入力せずに、気軽にネットショッピングを楽しむことができます。さらに、クレジットカードを持てない可能性のある学生、主婦、お年寄りなども、商品を先に受け取り、後で代金を支払うことができます。
多様な利用シーンに対応可能です。
さらに、商品と請求書の送付先をそれぞれ指定できるため、通販で購入した商品をプレゼントとして、友達や家族に届けることができます。したがって、一度、自宅で受け取ってから相手に送り直したり、手渡したりする必要がなくなります。このように配送料を節約できるほか、生鮮食品などを贈りたいときに鮮度を保てるなど、非常に便利なシステムとなっています。
 

ネットショップにとっての後払い導入の魅力は?

後払いは、購入者に人気なだけではなく、販売者であるネットショップ側にとっても魅力的な方法です。
なぜなら、売上向上効果だけではなく、「運用負担が増えない」という隠れたメリットもあるためです。

たとえば、後払い決済導入後に前年と比べ、5~15%売上が向上する事例があります。(自社調べ)

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あらゆる情報が簡単にインターネットで比較・検索できるからこそ、購入者が希望する支払い方法がなければ、すぐに他のサイトに離脱してしまうケースがたくさんあります。後払い決済は、幅広い年齢層の購入者に受け入れられやすい特性があります。後払い決済を導入することで、商材によっては、今までサイトを利用してもらえなかった若年層や主婦層を呼び込むことができ、購入増加、売上向上が期待できます。

ただし、売上増加に伴い、運用負担・作業が増えることがかなり多く見られます。業務負担を増やさずに、 購入者に多様な決済方法を提供して満足してもらうことが、ネットショップ運用時の一大課題ともいえるでしょう。
後払い決済導入のもうひとつのメリットは、ここにあります。後払い決済導入に付随する請求書の発行・送付業務、支払い催促業務は、だいたい決済代行会社が行ってくれます。自社リソースを使わずに後払いを導入したいニーズが多いことから、請求書の発行・発送業務などを標準サービスとして定型化する決済代行会社もあります。

請求書発行などの作業を標準設定している後払い決済サービスはこちら

運用の手間を増やさずに新しい顧客層へリーチできているか、ぜひ自己診断をしてみてください。

 

後払い決済の選び方・導入時の注意点

後払い決済の導入時に、必ず押さえておきたいポイントがあります。

それは、トラブルと対応コストを減らすための(1)代金の未払い補償がついているか。後払い決済は導入して利益率を下げないための(2)取引額に合った料金プランを選択しているか。という2点です。
これらの点に注意しないと、せっかく後払い決済を導入しても、十分にその効果を得ることができないため、慎重に比較を行ってください。

(1)代金の未払い保証がついているかどうか

購入者が後払い決済を選んだ場合、販売者であるネットショップは、商品を発送したのに代金が回収できない状態だけは絶対に避けたいですよね。

したがって、決済代行会社を選定する際には必ず、後払いの代金保証が付いているかどうかを確認してください。購入者からの支払い状況に関わらず、決済代行会社が立て替えて商品代金を入金してくれる「後払い決済」なら、リスクを気にせず、安心して商品販促やサイト運営に専念できることでしょう。

(2)取引額に合った料金プランの選択をしているか

後払い決済の料金プランの特徴として、1決済ごとに発生する決済手数料と月額固定費の組み合わせが複数あるケースが多い、という点があげられます。月額固定費が無料で決済手数料が高いプランと、月額固定費が高額な代わりに決済料率が安いプラン、が両方あることがほとんどです。 商品の取引額に応じてプラン設定をしないと、せっかく後払い決済を導入して売り上げが上がっても、経費割合が上がって利益につながらない、ということが起きかねません。 取引額の見通しと照らして、慎重にプラン選択を行いましょう。

 

まとめ:
いかがでしたか。競合サイトよりも優位性をつけたいネットショップ担当者は、サイトのデザイン改善だけではなく、決済サービスの充実という観点からも、売上向上施策を見直してみましょう。

 

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