【例文】売れる商品説明の書き方・ネットショップ向け商品PRのコツを徹底解説

商品説明の書き方次第でネットショップでの商品売上が左右されることがあります。独自のネットショップを運営している方向けに、購入者に検索されやすい・商品の魅力がきちんと伝わる・売れる商品PR説明文のコツを解説します。

商品説明 書き方

商品説明の書き方のコツ:購入者目線を徹底する

ネットショップにおいて、商品説明の最終目的は「商品が売れること」です。しかし、そこはあえて「欲しい商品が見つかること」と言い直してみましょう。商品説明を考えるときは、「販売者目線ではなく、購入者目線で考えること」が一番大切だからです。

購入者目線で商品説明を書く方法を身につけるために、以下に文章作成のコツをいくつかご紹介します。早速みていきましょう!

購入者が知りたい情報をリストアップ(6W2Hメソッド)

6W2Hとは、ビジネス文章・企画書を作る時に多用されるメソッドです。5W1Hと違う点は、何を(What)、いつ(When)、どこで(Where)、誰か(Who)、なせ(Why)、どうやって(How)に加えて、Whom(誰に)とHowMuch(いくらで)が含まれることです。

商品説明文をいきなり書き始めるのではなく、まずはこの6W2Hに沿って、製品について購入者が知りたい情報をリストアップしてみましょう。

商品説明&キャッチフレーズ例

たとえば、商品がサクランボの場合は、以下のように書き出すことができます。一通り書き終えたら、伝えるべき情報が漏れていないかどうかチェックしてください。

What
山形県のブランドフルーツ「佐藤錦」
When
6月から7月にかけての限定販売
Where
佐藤錦発祥の地、東根市で
Who
老舗の○○農園が生産
Why
なぜ権威ある○○賞を3年連続受賞できたのか、それは美味しさ・見た目ともにトップクラスだから
Whom
食通へのギフトにもおすすめ
How
熟して食べ頃になり次第、宅急便でお届け
HowMuch
先行予約は通常価格より2割引の◯◯円とお得

上記を組み合わせて、一つの商品説明文にします。

食通へのギフトにもおすすめ!山形県のブランドフルーツ「佐藤錦」発祥の地、東根市老舗農家〇〇園が作った「スーパー佐藤錦」です。 権威ある○○賞を3年連続受賞した話題のサクランボを、6月下旬頃から約1か月限定販売。熟して食べ頃になり次第、宅急便でお届けします。 先行予約は通常価格より2割引の○○円と大変お得です。美味しさ・見た目ともにトップクラスのサクランボをぜひご賞味ください。

6W2Hメソッドのバリエーション

6W2Hメソッドの基本の骨格に、購入者目線で知りたい項目をプラスすることで、バリエーション豊かな言葉使いや表現を自然と引き出せるようになります。その結果、文章の魅力や説得力が増して、「どこを見ても同じような商品説明文でつまらない」と思われるのを防ぐことができます。
下表は一例なので、自社の製品について「購入者が知りたいことは何か?」を考えながら、どこにどんな情報が付加できるか考えてみましょう。

6W2Hメソッドの基本の骨格 購入者が知りたいことは何か?
何を
(商品やサービス)
What 一般的な品名、固有の商品名、俗称、型番、新品、中古、色、サイズ
いつ When 発売日、入荷日、販売期間、予約期間、セール期間、旬、今だけ
どこで Where 製造国、生産地、専門店、専売店、ネット限定、地域限定、日本初上陸、ここだけ
誰が Who ブランド名、工場、由来、歴史、生産者、デザイナー、モデル、有名人、ブロガー
なぜ Why 必要性、簡便性、時短、高品質、高機能、コスパが良い、健康に良い、美容に良い、美味しさ、楽しさ、快適性、生活改善、悩みの解決、自己実現
誰に
(ターゲットユーザー)
Whom 自分、家族、恋人、同僚、学生、社会人、日本人、外国人、子育て中の人、冷え性の人、忙しい人、休みたい人、あなただけ
どうやって How 選び方、使い方、商品レビュー、カスタマイズ方法、レシピ、コーディネート、マナー
いくらで HowMuch 通常価格、割引価格、ポイント、会員優待、定期購入

6W2Hメソッド方式の応用実例

上記のような表が完成したら、プラスした項目を使って、短い文章を作成してみましょう。
いきなり長文の商品説明を書くのは難しい、と感じる人は、まず項目ごとに短文を作成して、商品説明文のパーツ作りをするのがコツです。

6W2Hメソッド 消費者が知りたい項目 応用実例
What ・一般的な品名
・俗称
・スーツ
・オールシーズンストレッチスーツ
When ・入荷日
・今だけ
・昨年、売り切れが続出した人気商品が、いよいよ◯月◯日に再入荷します
・「オーシャンブルー」は夏季だけの限定カラー
Where ・製造国
・専売店
海外生産ですが日本人向けのサイズをご用意しました
・日本では正規代理店の当ショップでしか手に入りません
Who ・ブランド名
・有名人
・宇宙飛行士のために開発されたファブリックブランド○○の生地を使用
俳優の○○も愛用しています
Why ・快適性
・時短
・気温の変化に対応して快適さを保つ特殊な生地のため、オールシーズン心地よく着用できます
・一般的なスーツはアイロンがけが大変ですが、このスーツはシワになりにくく手入れが簡単です
How ・使い方
・カスタマイズ方法
・アクティブな自転車通勤にもぴったりな高ストレッチ性能
・ご購入後の裾上げは有料(500円+送料)で対応いたします
Whom ・自分
・家族
・そろそろ本命スーツに出会いたい20代後半のあなたに
新社会人へのプレゼントにおすすめの1着
HowMuch ・通常価格
・割引価格
・量販店のスーツに比べるとお値段は高めですが、中間マージンを省くことにより、高品質なスーツをお手頃な価格でご提供しています
・「2着まとめ買い」は30%オフ

購入者から見るメリット・デメリットを加える

商品説明を書くときに、はずせないのが購入者目線で「メリット(ベネフィット)」と「デメリット(リスク)」の両方を書くことです。メリットもデメリットも、売り手目線で書いてしまうと事務的で一方的な表現になりやすく、商品の良さが十分に伝わりません。


事例:スリムで軽量な携帯水筒(マグボトル)
事例表現 1.購入者目線の表現 2.販売者目線の表現
商品のメリット 女性の手でも楽につかめるスリム設計。本体は190gとアボカド約1個分の軽さ。持ち運びもしやすいです。 可能な限りスリムで軽量な設計にしました。サイズ:幅6.6×奥行6.6×高さ21.6cm。重量:わずか0.19Kg。
商品のデメリット スリム設計のため、内側口径は約5cmです。洗浄の際は、柄長スポンジやスプレータイプの洗浄剤をご利用ください。 中性洗剤で洗浄できます。
訴求力 ×

デメリットやリスクを書くと、買ってもらえないのでは?と不安になるかもしれませんが、実際はその逆です。デメリットやリスクもきちんと書いているネットショップのほうが信用されやすいので、商品のメリットや価格に納得した場合は購入してもらえる可能性が高いです。

購入者が見やすいような様式で整える

ネットショップに商品説明を掲載する際は、購入者の目に留まりやすく・記憶に残りやすいような様式を心がけることも重要です。

■目に留まりやすい情報の掲載方法とは

  1. 文字の大きさにメリハリをつける(見出しを大きくして見やすくする)
  2. 重要なことは見出しだけ読めば大体伝わるようにする(詳細は読み飛ばす人がいるものと心得る)
  3. 箇条書きで簡潔に書く(文章ばかりが続かないように、時々挟む)
  4. 段落の中で、特に重要な部分にマーカー(蛍光ペン)をつける
  5. 2つ以上のことを比較するときは表組みを使う、○×△で表示する

【実例比較】様式によって購入者に与える影響

内容が全く同じでも、様式が違うだけで購入者に与える印象は大きく変わります。せっかくなら、印象が良い・見やすい表記をしたいですよね。以下の実例を参考に、記載方法を工夫してみてください。

例1:箇条書きと普通の書き方を比べてみよう

商品説明 箇条書き

 

例2:マーカー有り無しの書き方を比べてみよう

商品説明 マーカー

 

ネットショップで売れるための書き方・コツ:アパレル商品の例

店頭では、購入者は五感(視覚・嗅覚・触覚・味覚・聴覚)をフルに使って商品からたくさんの情報を得ることができますが、ネット通販では視覚だけが頼り、ということがほとんどです。
そのため、店頭販売と同じくらいの情報量を伝えるには、それなりのコツが必要となります。

個人差のあるサイズ情報や使用感は丁寧に説明する

アパレルサイトは商品説明に工夫が必須なジャンルです。商品の色合いと肌色の相性を鏡の前でチェックしたり、サイズを試着したりすることができないので、代わりに、商品の色合い・サイズ感・使用感などを丁寧に説明することが大切です。

特に、ズボンや靴、帽子などのアイテムは、選ぶサイズが同じでも、人によってフィット感や着心地の捉え方に大きな差が生じます。こうした製品は、身長や体重、体型の異なるモデルを何人か用意して、着用イメージ写真や使用した感想をできるだけ多めに掲載し、購入者が複数の写真や意見を比較検討できるようにしましょう。

シューズサイトの例:スタッフコメントが参考になります

写真イメージと説明文の相乗効果

アパレルの洋服や雑貨製品の細部ディテールや、生地の質感などについて説明したいときは、それぞれの箇所をアップで撮影した写真と、写真に添える説明文を用意しましょう。

例えば、「このズボンの裏地は裏起毛で肌触りが良い」ということを伝えたいときに、ズボンを裏返して撮影した写真を載せるだけだと、見る人は「これって、裏起毛なのかな?違うかな?」とイマイチ確信が持てません。しかし文字が添えてあれば、「やっぱりそうだ」と購入者に安心感を与え、「暖かそうだから買ってみよう」と納得させて購入を後押しする効果が期待できます。

言い換えると、購入者に「買ってみたい」と思っていただき、不安や誤解を極力与えないようにするためには、写真だけ・文字だけ、ではなく、「写真と文字のセットで情報提供する」のがベストなのです。

一つ、写真だけでは誤解を生じやすい極端な例を上げましょう。パソコン上での表現がとても難しい色に、「パープル」があります。売る側は、「写真と実物はそっくりだから見れば紫色のマフラーだとわかるだろう」と絶対的な自信を持っていても、購入者は「私の好きなラベンダー色だ!」と思うかもしれないし、「ネイビーに近い色」と解釈するかもしれません。そのため、写真には「ラベンダー色ではなく、茄子の色に近い濃い紫色です」などと、言葉で情報を補完したほうが良いのです。もしこれをやらなかった場合、購入後に返品を希望されてもしかたがないと言えるでしょう。

もちろん、写真に説明文を添える目的は、クレームや返品の防止だけではありません。写真と文字を組み合わせることで、ターゲットにブランドイメージを印象付けることも可能です。その場合は、「カッコいい感じ」「元気な感じ」といった雰囲気の伝わる写真を撮り、その中にイメージにマッチした書体で文字を組み込んでデザインする方法もあります。

初心者でもプロ並みにできる「売れる商品写真の撮り方・コツ」はこちら

まとめ:
売れる商品説明には、購入者目線が欠かせません。購入者の立場に立って文章を考えることで、たとえば「自転車に乗れるスーツ」や「女性が持ちやすい水筒」といった使用シーンが具体的になり、そうした製品を探している人にネット上で検索されやすくなる効果が期待できます。
文章を書くときは、「購入者の立場に立って考える」というルールを守り、6W2Hメソッドを活用するだけで、かなり伝わりやすい文章になりますので、今日からぜひ取り入れてみてください。

 

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